gosso_siege’s blog

R6Sのことのみ書きます。駄文はご了承を。

シージはマインドゲームである

 フレンドさんから「試合中に何を考えているか教えてほしい」というお題を頂き、自身の思考的な部分をどうわかりやすくまとめればいいか悩んだ結果、とても大層なタイトルをつけてしまいました。直感的につけたタイトルだったので、念の為ググるとマインドゲームとは「知性を働かせるようにデザインされたゲーム」とありました。シージはまさにそういったゲームであると思っています。

 今回はラウンド中問わず、私が常々考えていることや何故シージがマインドゲームであると思うのかということに触れながらなるべくわかりやすくまとめていきたいと思います。

 

※まとめるのが難しくて既に2000字近く書きあがっていたものを2回ほど消すほど迷走しています。いつも以上の駄文を覚悟の上、お読みください。

 

 

簡単にまとめると以下の5つを主に考え、意識しています。

  1. 作戦の組み立て、変更
  2. 見え方への意識
  3. リスク管理
  4. 敵、味方を俯瞰で把握・予想する
  5. プラントへの逆算

 

  • 作戦の組み立て、変更

 私は作戦の組み立ては大雑把に立てます。例えば、AボムとBボムどちらを攻めるのか、どこをハードブリーチャーで割るか、準備フェーズで把握できる情報で作戦を立てます。もちろん、相手の守り方や味方のデスによって再構築することも多いですが、基本的には最初決めた作戦をやり通すほうが味方との連携ミスが起きにくいので、連携が苦手なパーティにおいては一つの作戦をいかに貫くかということを意識しています。あとはパーティの中でも知識の差があるのは当然の問題としてあるので、その辺りも考慮しつつプレイしています。

 

  • 見方への意識

 シージではよく自分は見えていないのに相手には見えていてキルされるということが多々あります。この理由は2つ考えれます。1つは、自分と敵の見え方に違いがあるということです。詳しくは父ノ背中のてるさんが丁寧に解説してくれている動画がありますので、そちらを参考にしていただければと思います。


【撃ち合いのコツ】一方的に敵を視認する方法【レインボーシックス シージ #182 実況】

 

置きエイムするときの隠れ方、遮蔽物の利用の仕方など様々なことに適応するものだと思います。あくまで自分がどう見えているのかではなく、敵にとってどう見えているのかということを考えて撃ち合いに持ち込むのが重要だと考えています。そしてもう1つは、決め打ちは置きエイムに対して認識される前にキルすることができるというものです。決め打ちは置きエイムに勝るのかというものをとてもわかりやすく表してくれたものがあったので、そちらも張っておきます。

 

 敵からの見え方、認識のされかたを意識することでより有利な状況で撃ち合うことが何より大事であり、AIMに自信がない人がキルを取るための方法だと思っています。

 

 攻撃におけるリスク管理というのは主に飛び出しや裏どりのことを指します。防衛では射線管理やラッシュへの対応が当てはまると思います。これが意外に意識してる人が少ないと思います。飛び出しにはクレイモア、裏どりにはロックや置きドローンを使用してなるべくリスクを排除していきます。防衛に関しては報告や情報系のオペレーター(ヴァルキリー、エコー、マエストロ)を使用したり、味方と報告して自分が見るべき射線、注意すべき射線を限定するということが重要になります。

 特に攻撃に関してはリスク管理ができないうちは侵攻やプラントをするべきじゃないと思っています。数的不利やドローンがなくなった状況では、残り時間を考えてリスクを負って行かないとダメなシーンもありますが、あくまで例外的な状況であり5v5の状況ではまずリスクがどこにあるかを考え、1つ1つ効率的に排除していくことが勝つためには必要です。また味方にリスクがある部分を報告し、共有することも勝つためには攻撃、防衛ともに必須だと思います。

 

  • 味方、敵を俯瞰で把握・予想する

 これは私独特の考え方だと思うのですが、攻撃の際は敵の守り方に対して薄い部分が認識しやすくなると思っています。主に味方からの報告や敵のpickオペレーターなどから予想し、どこが攻めどころかということを見逃さないようにしています。主にルーカー(1の動きをする)をする際に主攻の侵攻やプラントを手助けすることを目的としています。防衛の際は遊撃の際に意識します。どこの攻めが厚く、どこがロックされている可能性があるのかということを俯瞰で把握することで、裏どりするルートを決定したりやプラントを遅らせることができやすくなると思います。あとは、俯瞰でマップを捉えることで、上下の射線を把握しやすくなる利点もついでのものとしてあるかなと感じています。

 この考え方はあくまで味方からの報告と自分の予想の部分があるので、完全にすべてを把握できるわけではないですが、型にはまったテンプレートのような攻め方をする相手に対してはとても有効です。ただ、これを実行するにはマップを細部まで把握しておくことも必要です。

 

  • プラントへの逆算

 リスク管理ができ、プラントするボム中の状況を把握出来たらプランを考えます。プラントを実行するうえでは、プラント位置、ガジェットの使用、ロックというのをすべて考えて味方に伝えます。そして、「残り○○秒でプラント行く」など報告して、タイミングを合わせて実行に移すこともとても重要です。出来たら、プラント後のボム解除に来る敵への対応も事前に計画できていたら理想です。プラントへの逆算は知識と経験が必要になると思うので、わからないうちはパーティ内で一番知識がある人に考えてもらい、それを見て自分のものにしていくのがいいと思います。

 シージはいくらキルされてもプラントを通して、解除されなければ勝てるゲーム性なのでいかにプラントへの逆算を正確にできて、実行するできるかということがシージをする中で最も重要なことだと思います。逆にいうと防衛側はどれだけ数的不利でも時間が切れる際にプラントを止めれたら勝ちになります。たまにTwitterとかで流れてくる数的不利の状況でクラッチを決めているものはほぼ全てでプラントへの逆算ができてなく、キルを求めていったクラッチされた側のミスだと思っています。

 

 

 以上が私がラウンド中に考えていることになります。流れで説明すると

  1. どこを攻めるか、どう守るか大雑把に考える
  2. 敵の攻め方、守り方を早く把握する(報告や自身の索敵)
  3. 対処法を考える(リスクの排除、俯瞰視点で考える)
  4. リスクを管理しつつ敵と戦う(見え方に注意する、裏どりの実行)
  5. プラントへの逆算(プラントへの対策)

 

  • 最後に

 記事を書いてみて思ったのですが、やっぱり難しいですね。無意識や習慣化していることが多いので、それを言語化するのはどう表現していいのかわからないことが多かったですね。実際私が全部のことを実行できているかといえばそうではありませんし、プラントにしても失敗することもあります。しかし、そこから学び、反省して自身の知識にしていくかということがとても大事だと考えています。シージはエイムを鍛えていくのも一つなのですが、インテリジェンス面や知識的なことを伸ばしていくことが強くなっていく上で欠かせないことだと思っています。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

いつも以上の駄文失礼致しました。

ほかにも何かお題を頂ければ優先的に書かせていただきたいと思います。