gosso_siege’s blog

R6Sのことのみ書きます。駄文はご了承を。

six major初日とプロリーグにおいて思うこと

 昨日の22時についにsix majorが開幕しましたね。今回は事前に私なりのグループ突破予想をツイッターでしてみましたが、見事に外れてしまいましたね.

 

[結果]

Empire VS TSM    2-1

Rougue VS secret 1-2

EG  VS NiP 2-0

G2  VS CAG 2-0

Fnatic  VS DZ  0-2

GIA  VS  SSG 0-2

野良連合  VS  mibr  1-2

FaZe  VS forZe 1-2

 

 

 ざっくり振り返ると、Empireを苦しめさせたTSMはやはりBO3になると世界屈指のチームになることが実証され、FnaticはDZのフレキシブルな動きに終始圧倒され、自分たちの強みを見せれないまま終わってしまった印象です。野良連合に関しては直前でメリウス選手の体調不良により、貴族さんへとロースターチェンジがありました。一部では連携力の高さ、作戦の一端は垣間見えたのですが、やはりそのアドバンテージは大きすぎたようで、LATAMのPLで不調のmibrに対してpickマップ以外は完敗と言って差し支えない内容だったと思います。

 

 さて、ここで大きな議論を呼んでいるのは野良連合のメリウス選手が体調不良に陥ったことと、貴族さんが代わりに出場したことです。私の記憶が正しければ、貴族さんはPCでもパッドを用いてシージをしていたように思うので、キーボードとマウスの操作は初心者と言っても過言ではないと思います。ESLの観戦もそれを察してなのかほとんど貴族さんのプレー画面は映っていなかったように思います。

 では、今回のことで何が問題だったのか....

1.ブートキャンプ(現地に事前に入りスクリム等をすること)を行わなかったこと。

2.コーチがプレイヤー経験者ではなかったこと。

 

 この2点があげられると思います。

 ブートキャンプに関しては強豪チームのほとんどは行っており、ブートキャンプによって時差ボケや体調管理、環境への順応をするようにしています。しかし、野良連合の現地入りは2日前。とてもじゃないですが、12時間の時差に対応することはできないように思います。ブートキャンプは施設準備や現地でのスクリム相手の手配等が必要であり、特に施設準備は各地に拠点を持ってたり、資金的に潤沢じゃないチームにとってはかなり困難なことは重々承知しています。しかしながら、以前のパリメジャーでウォッカさんが同じように体調不良に陥ったことを経験していたにしてはリスク管理があまりにずさんではないかと思わざるを得ません。

 2番目のことについてはESLのルールを把握しきれていないので、あいまいですが、確かシックスメジャーでは選手5人とコーチ1名の登録を行い、それ以外は試合に出場できないようになっていたと思います。ここでいう登録はどの時点での話なのかが曖昧なので、はっきり言えないところではありますが、仮に大会初日以前に登録し、それ以降の変更ができないのであれば、コーチの枠は控え選手の枠でもあると考え、選手兼プレイヤーとして育成するのがベストのように思います。野良連合でいうと、コーチ枠を貴族さんではなくウェンディゼラさんに変更しておくべきだと思います。もちろん、貴族さんの存在が野良連合にとって大きいことは見て取れますが、今回のを見てしまうとどちらを選択するべきだったのかは言うまでもないと思います。(現状ウェンディゼラさんは日本にいるみたいですw)

 補足しますが、現状のESLのルールならばの話です。プロの大会として最適なのは控え選手枠を設け、やむを得ない状況に限り控え選手とのロースターの変更を認めるというものだと思います。

 

 余談ですが、日本語実況解説の方も仰っていましたが、FnaticがMagnetの盲腸で世界大会に出れなかった際にコーチのディズルが代わりに出場し、活躍したことがあります。しかし、ディズルはFnaticの前身チームであるMFの選手だった経歴があるので、貴族さんを同様に見るのは酷だと思います。

 

 

 ほとんどの人はわかっているとは思いますが、今回でメリウス選手に非はないと思います。「体調管理はプロの仕事」とyoutubeのコメント欄でちょくちょく見ましたが、全くナンセンスな話です。たぶん彼らは世界のスポーツ選手のほとんどがどこかしらに不調や怪我を抱えながら試合に挑んでいるということを知らないのでしょうね。それに試合に出られないほどの体調不良というだけで、ただの風邪や発熱とは違うものだと察するのはそう難しくはないと思うのですが...

 

 今回の一件で問題なのは、控え選手を用意していない、考えていないチーム運営であり、不測の事態を考慮していないルールだと思います。ESL自体も公平でベストな形で試合が行われるように適宜ルール改正はあるべきだと思います。

 野良連合はルーザーズに回り、Empireから1マップを取ったTSMとの対戦となります。ベストな状態の野良連合でも厳しい相手なだけにメリウス選手の存在は不可欠だと思いますが、決して無理だけはしないで欲しいですね。

 

 個人的には絶対王者G2の復権を見たいところです。

 

 何はともあれ、ほぼ毎試合ハイレベルな戦いが見えることはうれしいことこの上ないです。あとで戦術的なことは見返すとして、まずは純粋に試合を楽しみます。

 

 

 

 

 

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 駄文失礼致しました。