gosso_siege’s blog

R6Sのことのみ書きます。駄文はご了承を。

ブロンズ1からプラチナに至るまで

 まず、最初にお伝えしたいのは私は絶望的にFPSのセンスがなかったということです。BF4、BFH、BO3、Desteniy様々なFPSをしていましたが、何一つ強かった試しがありません。事実として、上記4つのゲームを一緒にしてた兄には常にバカにされ続けてきましたし、どのゲームもKDが1未満だったように思います。では、それに反してシージが最初からある程度できていたかと問われると答えはNOです。

 事実、タイトルにもある通り最初についたランクはブロンズ1でしたし、KDも0.8くらいだったと思います。そこからどのように努力し、改善、成長をしていったのかということを書いていきたいと思います。

 

  •  感度調整

 私が思うに感度があってないままシージをすることは、長靴をはいてサッカーをするようなものだと思います。しかしながら、感度があっていないままプレイしている人は多いように思います。まず、シージにおける感度をほかのゲームと同一視するのは間違いです。特にCS版で重要なのは視野角(60°)にいる敵を的確に倒すことのできる感度を見つけることです。つまりは、振り向きの速さや視野外の敵を倒すような高感度は必要ないということです。逆に低感度にし過ぎていて敵の移動速度にエイムが追い付いていない人もたまに見かけます。

 私はシージし始めた当初感度調整をするという概念すらなくひたすら初期設定のままプレイしていました。そんな私を見かねてかフレンドがyoutubeで感度調整の仕方を紹介している動画を教えてくれて、その動画を元に感度調整をしたところ最初は違和感があったものの徐々に慣れ始めた頃には以前の感度ではプレイできないほど馴染んでいました。特に咄嗟の遭遇戦でのエイムのブレやリコイルが難しいオペレーターのリココンが無意識に抑えることができるようになっていたのは自分でも驚きでした。

 今ではいろんなプロの方が感度調整について動画を出していると思うので、その中で自分に合ったものを探して感度をもう一度見直すことも成長につながることだと思います。

 

  • テロハント地獄

 以前はゲームする時間をたくさん確保することが出来ていたので、フレンドがいないときは長い時で3時間程度テロハントを繰り返していました。テロハントはいうなれば基礎練習みたいなものだと思います。僕の場合怠ればその影響が必ずといっていいほどマルチでのエイムに出てきます。

 主に意識することは以下の3つです。

  1. ヘッドライン
  2. フリック
  3. 決め打ちの精度

 

 特にヘッドラインはADSしているとき以外も意識するようにしており、咄嗟の撃ち合いでヘッドラインがズレすぎないように注意しています。フリックに関しては前述の感度調整には書きませんでしたが、デットゾーンという数値が関係しています。デットゾーンとは数値が低いほどスティックを軽く倒しただけで反応し、数値が高いほどスティックを倒さないと動きません。これを意外と軽視している人が多いですが、フリックはこの数値が大きく影響してくると私は思っているので、実際にテロハントをしながら確認しています。あとは決め打ちの精度です。決め打ちでヘッドラインを維持できているか、また決め打ちの際に体が出過ぎていないかなどを確認します。

 これらを意識しながら各オペレーターの銃のアタッチメント適正を確認したり、突き上げの練習も同時に行ったりします。最初に書いてあった通り私はFPSのセンスが皆無だったので、ひたすらテロハンをしながらどうすればエイム力が上がり、撃ち合いが強くなるのかということを考えながらテロハントを回していました。そうすることでクランではアタッカーを任せられていた時期もありましたし、今のランクでもプラチナくらいまではそんなに撃ち合いで差を見せつけられることはなくなりました。

 

  • 知識と判断力

 シージというゲームの特性上、知識がある人が優位であり、判断力に勝るチームが優位であるということは十分周知の事実だと思います。では、知識や判断力をどうやって手に入れるのか...それは動画を見るしかないと思います。それはプロが挙げている動画や大会、プロリーグなど様々ありますが、どれにおいても吸収すべきものはあると思います。

 では、実際私はどのようなことを吸収していったのか。

  1. ピークの仕方
  2. プラントまでの判断材料
  3. 攻撃・防衛の仕方
  4. 射線管理
  5. 小技

 

 主にこの5つが挙げられます。特にプラントまでの判断はそのまま自分のランクに生かせることが多くあるので、ロックの枚数やプラント位置、プラント成立後の動きなどはなるべく記憶するようにしています。その他もパーティで連携したり、局所で有効に活用できることはあります。とは言っても、これらをラウンド中にどれが使うことができ、どれが一番的確なのかということを判断できるようになるのはもはや経験でしかありませんので、どんどんとトライしていくことがいいと思います。動画で見たものを一度試してみる、それが成功すれば成功例として自分の経験となり、失敗すればどういったところに失敗した要因があって、それは改善できるものなのか根本的に使えないものなのかということを考えることによってそれもまた経験となるのです。そういったことを継続して行うことで知識を適切に使用することができるようになると思います。

 

  • 意識を無意識にする

 極端な話をするとこれまでの内容を無意識のうちに実行や判断ができることがベストです。例えば、ヘッドラインは合わせようとしてキープするのではなく、キープしているのがヘッドラインというのが理想です。また動画の知識を動画を意識して引き出すのではなく、自分のイメージとして無意識に選択肢として出てくることが理想です。そうすることによって実行するまでのタイムラグや敵の動きに対して対応力が損なわれることはなくなると思います。

 意識づけしたいことや動画などによって得た知識はその時々で留めてはいけません。特に知識はその時に必要なものが瞬時に自分のイメージとして無意識に出てくるようになって初めて自分のものになったと言えます。意識づけにしてもプレイ中に意識しすぎても思考への障害となり得るので、無意識に実行出来た方がいいと思います。

 

  • チームを補う

 これまでの内容は誰もがやればできるものだと思います。実際私も実行してゴールドまでは到達することができましたし、撃ち合いでもそんなに苦労はしていませんでした。しかしながら、それ以上のプラチナにはいけませんでした。確かにキルレートは上がり、個人としては満足できる試合が多くなっていましたが、どうしてもチームとして勝てないというのが続きました。

 

 どうすれば勝てるのか....

 

 

それを考えた結果、私はチームとして足りないところを補うということを徹底することにしてみました。侵攻が遅いならアタッカーを、アタッカー思考が多ければ割り職でドローニングを、といった感じで自分がやりたいオペレーターというよりほかの人の兼ね合いを見つつどこが足りていないのかということを常に考えるようにしました。 それはラウンド中も同様で、どこの射線が切れていないのか、どこから侵攻されたらチームとして困るのか、プラントを成立させるためには何が足りないのかということをキルを取ること以上に考えていました。

 そうすると不思議なことにチームはプラチナに近づいても勝てるようになり、初めはフルパでプラチナ到達、その後はフレンドとの2人でプラチナ到達できるようにまでなりました。私の実力からして独力でプラチナに行くのは到底困難なことだと思います。しかし、フレンドや時には野良とも連携していく中で、少しばかり足りていないところを補うことを意識するとFPSの才能が皆無だった私もプラチナになることができました。

 

 

 

 結局のところシージを始めてからプラチナになるまで2年半の年数を要してしまいました。このことからも私がいかにFPSの才能がないかお分かりいただけるとは思いますが、諦めずに自分には何が足りていないのかということをまず自覚し、それを改善する為には何をすべきなのかを考え、継続して取り組むことで初めは到底無理だと思えた目標に届いたと思っています。

 私もまだまだ成長すべきところがたくさんあり、どうやって成長させるか試行錯誤の日々で偉そうなことは言えませんが、書いていることのほんの一部分だけでも誰かへの参考になれば幸いです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

駄文失礼致しました。